ピラティスとジムの併用は効果的?メリット・デメリットとおすすめの組み合わせ方【2026年最新】

「ジムで筋トレを続けているけれど、体幹の弱さや姿勢の崩れが気になってきた」「逆にピラティスだけだと物足りなくて、もっと筋肉量を増やしたい」。そんな悩みから「ピラティスとジムって併用していいの」とたどり着く人は多いと思います。
私自身、ウェイトトレーニング中心のジム通いを2年ほど続けたあと、肩や腰の張りが抜けなくなった時期にピラティスを取り入れました。結果から言うと、併用は「やりすぎなければ」かなり相性がいいです。この記事では、ピラティスとジムそれぞれの特徴の違いから、鍛えられる筋肉、消費カロリーと費用の比較、実際に併用するときのスケジュールとメニュー例、注意点まで、2026年時点の情報でまとめます。
先に全体像を知りたい人向けに、比較のポイントを表にまとめました。
| 比較軸 | ピラティス | ジム |
|---|---|---|
| 主に鍛える場所 | インナーマッスル(体幹・骨盤底筋) | アウターマッスル(大きな筋肉) |
| 消費カロリー目安(1時間) | 約150kcal(マット)〜400kcal(マシン) | 種目・強度による差が大きく、ピラティスより高くなる傾向 |
| 月額の目安 | 約13,000〜17,000円(グループ) | 約5,000〜20,000円(平均1万円前後) |
| 得意なこと | 姿勢改善、体幹の安定、怪我のリハビリ | 筋肉量の増加、脂肪燃焼、体力向上 |
| 怪我のリスク | 低い(正しいフォームが前提) | 高重量を扱うほど上がる |
ピラティスとジムはそもそも何が違うのか
まず前提として、ピラティスとジムは鍛える場所も鍛え方も違います。同じ運動でもゴールが違うので、優劣を比較するというより役割分担で考えたほうが実感に近いです。
ピラティスの特徴と起源
ピラティスは1920年代にジョセフ・ピラティス氏が、第一次世界大戦で負傷した兵士のリハビリのために考案したエクササイズが起源です。腹筋、背筋、骨盤底筋といった体幹(インナーマッスル)を中心に、呼吸と動きを連動させながら鍛えるのが特徴で、マットのみで行うマットピラティスと、リフォーマーなどの専用マシンを使うマシンピラティスの2種類があります。関節への負荷が少ないため、運動が久しぶりの人や姿勢の崩れが気になる人でも始めやすいエクササイズです。
ジムの特徴
一方でジムは、フリーウェイトやマシンを使った筋力トレーニング、ランニングマシンなどでの有酸素運動が中心です。負荷を数値で調整しながら特定の部位に効かせられるため、筋肉量を増やしたい、体脂肪を落としたいといった目的にはジムのほうが向いています。最近は多くのジムでピラティスやヨガのグループレッスンも併設されていますが、基本はマシンを使った高負荷トレーニングの場という位置づけです。
ひとくちにジムと言っても、24時間営業のマシン特化型ジム、スタッフが常駐する総合スポーツクラブ、マンツーマン指導のパーソナルジムなど形態はさまざまです。24時間ジムは価格が安く時間の融通が利きやすい反面、フォームを教えてもらう機会は少なめです。総合スポーツクラブはプールやスタジオレッスンも使えて、ジムとピラティスを一つの施設内で完結できることもあります。パーソナルジムは費用こそ高くなりますが、フォームを都度チェックしてもらえるので、ピラティスとの併用で怪我を避けたい人には安心感があります。自分がどのタイプのジムに通っているかによって、ピラティスをどう組み込むかも変わってきます。
ピラティスとヨガの違い
併せてよく比較されるのがヨガです。ヨガは古代インド発祥で、呼吸法やリラクゼーション、精神面への効果を重視するのに対し、ピラティスは体幹の強化とエクササイズとしての精度、再現性を重視する点で目的が異なります。ヨガはマット1枚で始められる手軽さが魅力ですが、ピラティスはリフォーマーなどの器具を使うことで、狙った筋肉により正確に効かせられるのが特徴です。
つまりピラティスは体の土台を整える運動、ジムは筋肉と体力を積み上げる運動と考えると、両方をやる意味が見えてきます。実際、ピラティスで身につけた体幹の使い方や呼吸法は、ジムでのスクワットやデッドリフトのフォーム安定にもそのまま活きます。
マットピラティスとマシンピラティスの違いも知っておく
ひとことでピラティスと言っても、マットピラティスとマシンピラティス(リフォーマーピラティス)では運動強度がかなり違います。マットピラティスは床の上で自分の体重だけを使う伝統的なスタイルで、器具を使わない分どこでも取り組める手軽さがありますが、負荷の調整はポーズの難易度でしか行えません。マシンピラティスはスプリングの張力を使って負荷を細かく調整できるため、強めに設定すればジムの軽めの筋トレに近い運動量を確保できます。zen placeやRepilatesのようにマシンとマットの両方を提供しているスタジオも増えているので、体験の際はどちらのタイプかを確認してから予約すると失敗が減ります。
怪我のリハビリとしての役割
ピラティスはもともと負傷兵のリハビリのために考案された経緯もあり、関節への負荷が少ない動きを組み合わせられるのが特徴です。ジムでのトレーニングで腰や膝に違和感が出たときの補完運動として、あるいは怪我からの復帰期にジムのハードなメニューへ戻る前段階として取り入れる人も少なくありません。もちろん痛みがある場合は自己判断で続けず、医師やインストラクターに相談したうえで強度を調整することが前提になります。
ピラティスとジムで鍛えられる筋肉の違い
結局どこが鍛えられるのかという部分も、併用を考えるなら押さえておきたいポイントです。
ピラティスの中心になるのは、腹横筋や多裂筋といった深層のコアマッスル、骨盤底筋、そして背筋群です。ロールアップやシングルレッグストレッチのような種目では、腹筋群を使いながら骨盤を安定させる感覚が養われます。表面上の筋肉の大きさというより、姿勢を支える土台の筋肉を鍛えるイメージに近く、継続すると猫背や反り腰が気になっていた人でも姿勢が保ちやすくなったと感じることが多いようです。
ジムでは、胸筋(ベンチプレス、ダンベルフライ)、大腿四頭筋やハムストリングス(スクワット、レッグプレス)、腹直筋(プランク、クランチ)、広背筋(ラットプルダウン、デッドリフト)など、部位ごとに種目を選んで直接的に負荷をかけられます。狙った筋肉をピンポイントで大きくしたい、筋力の数値を伸ばしたいという目的には、専用マシンとフリーウェイトが揃うジムのほうが効率的です。
この2つを組み合わせると、ジムで鍛えたアウターマッスルを、ピラティスで鍛えたインナーマッスルがしっかり支える状態になり、見た目の筋肉と機能的な体幹の両方が育ちます。ボディビルのように筋肉を大きくするだけでなく、その筋肉を正しく使いこなせる体を目指すなら、この組み合わせは理にかなっていると感じます。
たとえばジムでのプランクだけを続けていると腹直筋の見た目は変わっても、体幹の安定性そのものはあまり向上しないことがあります。ピラティスでは腹横筋や骨盤底筋といった、プランクだけでは意識しにくいさらに深い層の筋肉にアプローチできるため、同じ「体幹トレーニング」でも得られる効果の質が変わってきます。
1時間あたりの消費カロリーを比較する
どっちが痩せるのと聞かれがちですが、消費カロリーだけで見るとジムのほうが高くなりやすいのが実情です。
マットピラティスは体重50kgの人が1時間行った場合でおよそ150kcal、マシンピラティスはマシンの負荷を使う分、1時間あたり約300〜400kcalが目安とされています(CLUB PILATESの解説より)。対してジムでの筋力トレーニングや有酸素運動は、種目や強度によって差が大きいものの、一般的にはピラティスより消費カロリーが高くなる傾向があります。
数字だけ見るとジムのほうが消費カロリーは大きいのですが、ピラティスは基礎代謝に関わるインナーマッスルを鍛えるため、痩せやすい体づくりという意味では長期的に効いてきます。カロリー消費はジムで稼ぎ、代謝の土台はピラティスで作る、というのが個人的にしっくりくる分担です。
消費カロリーの数字を追いすぎると、運動そのものが苦しくなってしまうこともあります。私自身、最初は毎回の運動でどれだけカロリーを消費したかを気にしていましたが、続けるうちに姿勢の変化や体の軽さのほうが実感として大きくなり、数字はあくまで目安として見るようになりました。どちらか一つに絞って比較したい人は「ピラティスとジムどっち?値段と痩せる効果を徹底比較」も参考にしてみてください。
月々の費用はどのくらい違うのか
費用感も併用を考えるうえで気になるポイントだと思います。2026年時点の相場をまとめました。
一般的なフィットネスジムの月会費は5,000円から20,000円程度と幅が広く、平均すると月1万円前後、入会費は5,000円程度が目安です(HARE GYMの相場解説より)。
ピラティスは店舗やプランによって差が大きく、たとえば全国展開する「zen place pilates」はマット・グループレッスン通い放題プランがグレードによって月14,960円から16,940円(税込)です(zen place公式)。体験レッスンの料金は店舗やキャンペーンの実施状況によって変わり、公式サイトでは体験キャンペーンが案内されていることもあるため、正確な金額は予約前に公式サイトで確認しておくと安心です。女性専用のマシンピラティス「Repilates」は、月3回プランが12,900円、通い放題プランが28,490円(税込)と回数によって選べる料金体系で、入会金と事務手数料の合計は10,000円です(Repilates公式)。
これらを踏まえると、ジムとピラティスを併用した場合の月々の目安は合計で2万円台から3万円台になることが多いです。決して安くはないので、まずは両方とも体験レッスンや見学を使って、続けられそうか確認してから本契約するのが失敗しない選び方です。
ピラティスとジムを併用する4つのメリット
筋肉のバランスが整う
ジムでのウェイトトレーニングはアウターマッスルを鍛えるのが得意ですが、そこだけ鍛えると体幹が不安定なまま重量だけ扱う状態になりがちです。ピラティスでインナーマッスルを並行して鍛えることで、見た目の筋肉と体を支える筋肉の両方が育ち、姿勢が崩れにくくなります。
ジムでのフォームが安定し怪我のリスクが下がる
ピラティスで身につく体幹の使い方や骨盤の位置感覚は、スクワットやデッドリフトなど、ジムの種目のフォーム作りにそのまま流用できます。私の場合、ピラティスを始めてからスクワット時の腰の反りが減り、フォームが安定した実感がありました。
疲労回復とストレッチの役割を兼ねられる
ジムでの高強度トレーニングのあとにピラティスを行うと、ストレッチと呼吸法によって筋肉の回復を促しやすくなります。逆にピラティスを先に行ってジムに向かうと、体がウォームアップされた状態でトレーニングに入れるので、怪我のリスクも下げられます。どちらを先にするかは体調や目的次第で決めて問題ありません。
運動のマンネリを防げる
同じジムメニューだけを続けていると、刺激が同じになって効果が頭打ちになりやすいです。動きの質が全く違うピラティスを組み込むことで、体への刺激が変わり、モチベーションの維持にもつながります。
継続のモチベーションを保ちやすい
ジムでの黙々としたトレーニングが苦手な人でも、ピラティスのグループレッスンはインストラクターや他の参加者と一緒に体を動かす時間になるため、運動を習慣化しやすいという声もよく聞きます。ジムだけだと三日坊主になりがちだった人が、ピラティスのレッスン予約というペースメーカーを持つことで、結果的にジムも続けやすくなったというケースは珍しくありません。
ピラティス・ジムそれぞれのデメリットも押さえておく
メリットばかりではなく、デメリットも知っておくと併用の失敗を防ぎやすくなります。
ピラティスのデメリットは、即効性が低く効果を実感するまで継続が必要なこと、そして自己流だとフォームが崩れて効果が半減しやすいことです。特にマットのみで始める場合、正しい呼吸法と体の使い方を最初にインストラクターへ確認しておくことをおすすめします。
ジムのデメリットは、月会費が高めになりやすいことと、器具の使い方を誤ると怪我のリスクがあることです。混雑する時間帯だとマシンの順番待ちが発生し、思うようにメニューをこなせないこともあります。
どちらも単独では弱点がありますが、併用することでピラティスの効果を実感しづらいという弱点をジムでの数値的な変化が補い、ジムの怪我のリスクをピラティスで作った体幹が下げてくれるという補完関係になります。片方だけを続けて伸び悩みを感じている人ほど、もう一方を組み合わせたときの変化を実感しやすいとも言えます。
費用面のデメリットも忘れてはいけません。ジムとピラティスを両方契約すると月々の固定費はそれなりの金額になるため、家計への負担を考えずに始めると続けること自体が難しくなります。最初は回数の少ないプランやチケット制のスタジオから試して、生活への負担を確認しながら本格的な併用に移行していくのも現実的な進め方です。
併用するときのスケジュールと具体的なメニュー例
厳密なルールがあるわけではありませんが、目安として週2回ピラティス、週2〜3回ジムのペースから始める人が多い印象です。私が実際に試して続けやすかった1週間の組み方を、参考として置いておきます。
| 曜日 | 内容 | 種目の例 |
|---|---|---|
| 月曜日 | ジム | スクワット、ベンチプレス、デッドリフトなど全身を使う種目 |
| 火曜日 | ピラティス | ロールアップ、シングルレッグストレッチなどマット中心 |
| 水曜日 | ジム | ラットプルダウン、レッグプレス、ダンベルカール |
| 木曜日 | ピラティス | 呼吸法を意識したマットエクササイズでジムの疲労をケア |
| 金曜日 | ジム | ショルダープレス、ランジ、プランク |
| 土日のどちらか | 休息 | 完全に体を休める日を確保する |
無理に毎日どちらかを詰め込むと、筋肉や関節の回復が追いつかなくなります。週に1〜2日は完全な休息日を作ることも、体づくりの一部として意識しておきたいところです。私は週7日のうち休息日を1日は必ず確保するようにしていますが、それでも十分に効果は感じられています。
仕事や家事で毎日は通えないという人向けに、もう少しペースを落とした組み方も紹介します。週2日しか運動の時間を確保できない場合は、ジムを1回、ピラティスを1回にして、ジムの日に全身をまとめて鍛え、ピラティスの日に体幹とストレッチを重点的に行う形にすると、少ない回数でも役割分担がはっきりします。慣れてきたら回数を増やしていくくらいの気持ちで始めるほうが、結果的に長続きします。
目的別に見る組み合わせ方
引き締まった体を目指す場合
メリハリのあるボディラインを目指すなら、ピラティスでコアを強化しつつ、ジムで筋力トレーニングを行うとバランスよく鍛えられます。ジムだけだと部分的に筋肉が大きくなりすぎて全体のバランスが崩れることがありますが、ピラティスで体幹を並行して整えておくと、鍛えた筋肉がすっきりとしたラインに見えやすくなります。
ダイエットが目的の場合
体重をしっかり落としたいなら、ジムで有酸素運動を中心にカロリー消費を確保し、ピラティスで基礎代謝に関わる筋肉を育てると、リバウンドしにくい体づくりにつながります。ジムだけで急激に体重を落とすと基礎代謝まで落ちてリバウンドしやすくなることがあるため、ピラティスで筋肉の質を維持しながら進めるイメージです。
姿勢改善やストレス解消を重視する場合
デスクワークによる猫背や肩こりが気になる人は、ピラティスの呼吸法とリラックス効果を軸にしつつ、ジムでの運動習慣を補助として取り入れるのがおすすめです。ピラティスで正しい姿勢の感覚を体に覚えさせてから、ジムでの運動でその姿勢を保つ体力をつけていくと、日常生活での姿勢の崩れにも気づきやすくなります。
自分がどの目的に近いかを最初に決めておくと、ジムとピラティスどちらの比重を高めるかも自然と決まってきます。目的は途中で変わっても構いません。最初はダイエット目的で始めた人が、続けるうちに姿勢の変化のほうに価値を感じるようになり、ピラティスの比重を増やしていくというケースもよくあります。定期的に自分の目的を見直す時間を作っておくと、併用のバランスも自然と調整しやすくなります。
併用の効果を最大化する3つのコツ
呼吸法を共通言語にする
ピラティスで習う呼吸法は、ジムでのトレーニング中の呼吸にもそのまま応用できます。重い重量を扱うときに息を止めてしまう癖がある人は、ピラティスで学んだ呼吸のリズムを意識するだけでも、フォームの安定感が変わってきます。
栄養と睡眠まで含めて考える
運動を増やすほど、体の回復に必要な栄養と睡眠の重要度も上がります。ジムとピラティスを両方頑張っているのに体調がすぐれないという場合は、運動量に見合ったタンパク質量が摂れているか、睡眠時間が削られていないかを見直してみてください。
変化を記録しておく
体重だけでなく、姿勢の写真やウエストまわりの見た目の変化を定期的に記録しておくと、数字に出にくいピラティスの効果にも気づきやすくなります。私自身、体重はほとんど変わらなかった時期でも、写真を見返すと姿勢の変化がはっきりわかったことがありました。
実際にどのスタジオで併用を始めるか
ジムはすでに通っている前提として、併用するピラティススタジオ選びで見るべきポイントは通いやすさ、マシンの有無、体験レッスンの有無の3つです。
zen place pilatesは全国150店舗以上を展開しており、マットグループのレッスンが通い放題になるプランが用意されています。自宅や職場の近くで探しやすく、ジムに通うついでに寄れる立地が見つかりやすいのが強みです。
一方Repilatesは女性専用のマシンピラティス専門スタジオで、月3回から通い放題まで回数プランを選べます。マシンを使うことで初心者でも正しいフォームを取りやすく、ジムでの筋トレの補完として体幹強化に集中したい人に向いています。
住んでいるエリアで他の選択肢も比較したい場合は、東京エリアのスタジオ一覧(/area/tokyo/)からまとめてチェックするのもおすすめです。通っているジムから近いスタジオを選べば、移動時間を減らせて両方続けやすくなるので、立地は料金と同じくらい重視してよいポイントだと思います。
併用するときの注意点
併用を始める前に押さえておきたい注意点も挙げておきます。
ジムで下半身を鍛えた翌日にピラティスでも下半身中心のメニューを組むと、回復が追いつかず逆効果になることがあります。筋肉痛が強く残っている部位をさらに追い込むのではなく、その日はピラティスで軽めのストレッチ系メニューに切り替えるなど、体の状態を見ながら柔軟に調整することが大切です。
特にピラティスは正しいフォームでないと効果が半減します。呼吸のタイミングや骨盤の角度など、見よう見まねでは気づきにくいポイントが多いので、自己流で進めるのではなく、最初の数回はインストラクターの指導を受けたほうが結果的に近道です。オンライン動画だけで独学するよりも、体験レッスンで一度体の使い方を確認しておくと、その後の自主練習の質も上がります。
ジムとピラティスを同じ日にはしごする場合、動きやすく着替えの手間が少ないウェアを選んでおくと続けやすくなります。荷物が増えると通うこと自体が億劫になってしまうので、そのままどちらの施設にも着ていけるウェアを1着用意しておくのもおすすめです。ウェア選びに迷う人は「ピラティスウェア初心者ガイド」も参考にしてください。
ジムとピラティスの両方の月会費を合算すると想像以上の金額になることがあるので、契約前に必ず月々の合計額を試算しておきましょう。特に入会金やキャンペーンの適用条件は店舗ごとに異なるため、体験時にスタッフへ具体的な金額を確認しておくと、あとから想定外の出費に驚かずに済みます。
また、契約期間の縛りがあるプランも多いので、途中で退会したくなったときの条件も事前にチェックしておくと安心です。特にキャンペーンで入会金が無料になる代わりに数ヶ月の継続利用が条件になっているケースもあるため、体験の段階で解約条件まで確認しておくことをおすすめします。
併用して感じた3つの変化
最後に、私が実際にジムとピラティスを併用して感じた変化を具体的に共有しておきます。
まず、スクワットやデッドリフトのフォームが安定しました。以前は重量を伸ばそうとするたびに腰が反ってしまう癖があったのですが、ピラティスで骨盤の位置を意識する感覚を身につけてから、フォームが崩れにくくなり、結果的に扱える重量も少しずつ伸びました。
次に、慢性的だった肩まわりの張りが軽くなりました。ジムでの上半身トレーニングだけを続けていた時期は、肩が内側に入ったような姿勢が抜けなかったのですが、ピラティスで背中まわりを意識的に使うようになってから、デスクワーク中の姿勢も楽になった実感があります。
最後に、運動そのものへのモチベーションが保ちやすくなりました。ジムだけだと同じマシンをこなす単調さで飽きが来ていたのですが、ピラティスのレッスンという別の予定が入ることで、運動全体への意欲が続きやすくなったと感じています。
これらの変化はあくまで私自身の体験であり、体質や運動歴によって感じ方は変わります。それでも、ジムだけ、ピラティスだけでは得にくかった変化が、併用することで見えてきたのは事実です。もちろん個人差はありますが、併用を検討している人の参考になればと思います。
通う頻度を無理なく続けるための工夫
併用を始めても、忙しい時期はどうしても足が遠のいてしまいます。私が続けやすかった工夫をいくつか紹介します。
まず、ピラティスのレッスンは先に予約を入れてしまうことです。ジムは予約なしでいつでも行ける施設が多い分、後回しにしがちですが、ピラティスは人数制限のあるレッスン形式が多いため、先に予約を確保しておくと結果的にジムに行く日も自然と決まってきます。
次に、通う曜日を固定しすぎないことです。仕事の繁忙期には週2回のジムを週1回に減らし、その分ピラティスの頻度を保つなど、状況に応じて比重を調整すると挫折しにくくなります。完璧なスケジュールを守ろうとするより、続けること自体を優先するくらいの気持ちで取り組むほうが、結果的に長く続けられます。
最後に、体験レッスンやトライアル期間をうまく使うことです。いきなり両方に本契約するのではなく、まずはピラティスの体験レッスンを何回か受けてから、自分の生活リズムに合うスタジオかどうかを見極めるだけでも、継続率はかなり変わってきます。
ピラティスとジムの併用についてよくある質問
同じ日にピラティスとジムをやってもいい?
問題ありません。むしろピラティスを先に行ってジムに向かうと体幹が起きた状態でトレーニングに入れますし、ジムのあとにピラティスでクールダウンを兼ねる使い方も向いています。ただし同じ日に両方を高強度でこなすと疲労が抜けにくくなるので、どちらかは軽めに調整するのがおすすめです。
初心者はピラティスとジム、どちらから始めるべき?
運動習慣がほとんどない人は、関節への負荷が少ないピラティスから始めて体の使い方に慣れてから、ジムでの筋力トレーニングを追加する順番のほうが怪我のリスクを抑えられます。逆にすでにジムでのトレーニング経験がある人は、体幹の弱さを補う目的でピラティスを追加すると効果を実感しやすいです。
効果を感じるまでどのくらいかかる?
個人差はありますが、ジムでの筋力や見た目の変化は比較的早く現れやすい一方、ピラティスによる姿勢の変化は数週間から数ヶ月かけてゆっくり現れることが多いです。焦らず週2回程度のペースを最低でも1〜2ヶ月継続してから、体の変化を振り返ってみるとよいと思います。
ピラティスだけ、ジムだけでも痩せる?
どちらも継続すれば体重や体型に変化は出ますが、ジムのほうが消費カロリーが大きいため体重の変化は出やすい傾向があります。一方でピラティスは基礎代謝に関わるインナーマッスルを育てるため、リバウンドしにくい体づくりという観点では長期的なメリットがあります。目的に応じてどちらに比重を置くかを決めるとよいでしょう。
ジムの会員をやめてピラティスだけにするのはあり?
目的が姿勢改善や体幹強化に絞られているなら、ピラティスだけに切り替えても問題ありません。ただし筋肉量そのものを増やしたい、体力を数値的に伸ばしたいという目的がある場合は、ジムでの負荷の高いトレーニングを代替するのは難しいため、完全に手放す前に一度メニューを見直して、本当に不要かどうかを確認しておくと後悔しにくいです。
男性でもピラティスとジムの併用は効果がある?
ピラティスは女性向けというイメージを持たれがちですが、体幹の強化やフォームの改善という効果は性別を問わず得られます。実際、ジムでの高重量トレーニングをしている男性が、腰痛予防や体幹強化を目的にピラティスを取り入れるケースも増えています。zen placeのように男性の利用ができるスタジオも多いので、性別を理由に選択肢を狭める必要はありません。ただしRepilatesのように女性専用のスタジオもあるため、体験を予約する前に利用条件は確認しておきましょう。
ジムのパーソナルトレーニングとピラティスは何が違う?
どちらもマンツーマンで指導を受けられる点は共通していますが、パーソナルトレーニングは筋力や体力の向上を目的にウェイトを使った種目が中心になるのに対し、ピラティスのプライベートレッスンは体幹の使い方や姿勢の改善を目的に、負荷よりも動きの精度を重視します。予算が限られている場合は、まずグループレッスンで基本の動きを覚えてから、必要に応じてプライベートレッスンを追加する順番でも十分です。
まとめ ピラティスとジムの併用は役割分担で考える
ピラティスとジムは、どちらか一方が優れているというより、鍛える対象がそもそも違います。ジムで筋肉量と持久力を積み上げ、ピラティスで体幹と姿勢を整えるという役割分担で捉えると、併用する意味がはっきりします。消費カロリーだけを比べればジムに軍配が上がりますが、姿勢やフォームの安定という土台の部分は、ピラティスでしか得にくい効果です。
費用面では合計で月2万円台から3万円台になることが多く、決して安い出費ではありません。だからこそ、いきなり両方フルペースで始めるのではなく、まずは週1回ずつくらいから体験して、自分の体力や生活リズムに合うペースを見つけていくのが続けやすいコツです。
同じ部位を連続で追い込みすぎない、フォームは自己流にしない、休息日を必ず確保するという3つのポイントさえ守れば、ピラティスとジムの併用は多くの人にとって無理なく続けられる組み合わせになります。
最初から完璧な計画を立てる必要はありません。まずはどちらか一方の体験レッスンから始めて、自分の体がどう反応するかを確かめながら、少しずつもう一方を足していく。そのくらいの気軽さで始めたほうが、結果的に長く続けられる組み合わせになるはずです。ジムとピラティス、それぞれの体験レッスンをうまく使いながら、自分に合ったペースを探してみてください。
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最終更新: 2026-08-27|当サイトはアフィリエイト広告を利用しています










